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秋期教育実習終わる [成長]

秋期教育実習が終了した。
夏休みが明け、後期が始まったと思ったら
一気に実習に突入して、
実習中の2週間は長かったような短かったような。

今回の実習グループのなかに、
実習期間一週間だけの「卒」マークの人や、
私たちより3日間多い「大会」マークの人が
名簿に載っていた。
それほどに、
教育実習というのは絶対に休んではならないものなのである。


そもそも今回は、
「気が重く」て、
「楽しみ」な実習になりそうだった。

気が重い原因は、
実習場所が「長岡市」だったことだ。
(脱線すると、
今「長岡市」を打ち間違えて「長い歌詞」って変換された。
それはそれで、そんな実習だったよな、と思いつつ、
どうでもいいよ、ですね。スミマセン。)
新潟市内であれば、毎日アパートから通えるし、
大学へも行ける。
ところが、新潟県の中央、中越地区にある長岡市の、
大学指定の滞在場所なら自腹を切らなくてよいため、
二週間暮らせるだけの学習アイテムと日用品を、
アパートから運び出さねばならない作業が科せられる。

楽しみなことは、
配属学校の養護教諭が素敵な方だったことだ。
前期に、講義で大学にいらっしゃったとき一種のオーラを放っていた。
そして、
春期の実習のとき奇しくも今回の配属校の校長にお会いしていた。
「あなたは何を専攻しているの」とお尋ねいただき、
すこし引け目を感じつつそれを押し殺し、
「はい。養護教諭特別別科です。」とキリリと答えた。
校長は、ふっと笑顔になって
「それはすばらしいですね。
私は思うのだけれど、
学校って校長がいるでしょ、教頭がいるでしょ、教務主任がいるでしょ、
その次が僕は養護教諭だと思うんだよ。
重役なんですよ。重責ってことなんですよ。
応援していますよ。」
初めてあった人にこう言われ私のこころは燃やされた。
名刺までいただいて、以来お守りにペンケースに入れて持ち歩いている。

養護教諭は、
児童生徒教職員を養護するのが業務だけれど、
養護教諭は誰が養護するのか。
やはりそれは、
校長なのだろう。
今回の配属校は、校長と、そして副校長が、
養護教諭に対して養護してくださっていることがよくわかった。
副校長は、別科生のために1コマ講義を設けてくださって、
大変こころ温まるご指導をいただいた。

もちろん、
不自由だったしいいことばかりではなかったが、
この学校で実習できて良かったという思いで終了できた。
提出期限が迫っている記録類を、
万感迫るものを感じつつ進めてゆけることだろう。
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コメント 3

ryang

実習お疲れさまでした。良い出会いがあって、充実ですね(^^) 大人になると一年が早いです。
ヨーシ私も頑張ります!
by ryang (2011-11-06 10:13) 

にしにし

ryang さんありがとうございます。今頃になってやと疲れが出てきました。
2週間なので看護学の実習より楽なはずなんですが、畑が違うのかもしれません。
by にしにし (2011-11-13 06:33) 

にしにし

もんとれさんありがとうございます。
by にしにし (2011-11-13 06:34) 

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