節約か予防か

今週、
某高等学校の体育祭中、
複数生徒の熱中症発症という事例が発生した。

先々週の私の体調不良も、
脱水かなという印象もある。
日本の為であるような気がして、
貧乏学生にふさわしいようにも思えて、
冷房を点けず我慢していたのだ。

不要な消費電力は何としても抑えたい。
早く福島県の皆さまが完全復活するためにも、
人間全員が正しく電力消費すべきである。
それはそうなのだ。


大事なのは、
夏が終わってみたときトータルで、
消費電力を抑えられたかどうかだ。
むずかしい。

良かれと思って、
節電して熱中症になってしまえば、
その病人を助けるために新たな電力その他の
エネルギーを使ってしまう。
あまり言うと今度は急病になっても
救急車呼ばないぞになっちゃってもいけないが、
早期発見早期治療が一番エコなのか。
ひたひたと、
いつの間にか発症するのも熱中症の怖さだ。

今借りているアパートは暑い。
ところが5分歩いて着く大学の敷地内は結構涼しい。
違いは、木だ。
木陰から吹いてくる風は驚くほど冷たい。

上越の私の本拠地も涼しい。
上越市高田地区は結構日本有数の
暑い場所だが、
そこから車で20分。
標高もあろうがまわりの木々が冷やしてくれた冷気が
風に乗って来るときの幸せ感。
電力は全然使っておらず、
もちろんクーラーもない（義父は使用）。

新潟市の私のアパート生活。
冷房を点けたことで一挙に快適。
本も読めるようになったし、
温かい飲み物も摂れるようになった。
体調は格段に良くなった。

計画停電が実施されることになったとも聞いた。
人工呼吸器や持続酸素療法、クリーンルームなど、
困るだろうな、
看護師はどう対応しているのかな、と心配になる。

しかし、
未病にするための電力だったら、
使っていくほうが結局節約になりはしないか。

コメント 2

こんばんは
熱中症の恐ろしいところは「気づいたときには遅かった」となってしまうことですよね。今年はどうなるんだろう･･･みんな心配しています。
by ryang (2011-07-02 20:44) 

ryang さんありがとうございます。
計画的に停電するよと言われたとしても、医療関係者は「そんなぁ」だと思います。そんなときに急患が来たらどうしよう、って感じですね。
by にしにし (2011-07-10 05:08)