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老いも若きも特別別科 [ありがとう]

ついに、恐れていたことが先々週起きてしまった。
教員採用試験のガイダンスを忘れてしまったのである。

言い訳をすれば、その日の朝、
NHKの、鱈絶賛のメンバーによる朝の情報番組で、
チェーンメールはなぜこんなに拡散したか、ということをテーマにやっていて、
「ふむふむこれは大事よね」と観てしまった。
時間割だけ確認して、
そのほか突発的特異的な予定を書き込んだ、
プロパーからもらった大きな手帳を見落としていた。

我が養護教諭特別別科は、一年間で修了する予定になっている。
つまり、新入生でありながら卒業年なわけであり、
今は、教員採用試験(略して教採と言っている)対策に誰もが取り組んでいる。
一般的に教育学部は4年間なので、
一年次からだんだんと教採への雰囲気が高まってゆくのだろうが、
別科は、
入学したと思ったら、おろおろする間もなく教採への取り組みにかからなければならないのだ。
おまけに、
養護教諭は、ほかの教員試験にはない試験の要素があったりすることからなのだろう、
教育学部全体のガイダンスとは別に、
別科だけのガイダンスが組まれている。
全体のガイダンスには出席したのに、
別科用ガイダンスを、
こともあろうにテレビを観ていて忘れちゃった、というわけだ。

へこんだ。

わたしくらいまで年を取るということは、
若い時には「だいじょうぶだいじょうぶ」と思っていたことが、
「ひぇ~やべーよこれ」であることに気がつくということであり、
きっとそれは良いことなのだろう。
今回も、今にして思えばこのミスの重大さがわかりすぎて
必要以上に落ち込んでしまった。

あれやこれやと本当に悩んで、
教採委員の、書けないがすごくすてきな名前の若手同級生にメールした。
「大変申し訳ございませんわたくし先回うっかりいたしまして」的メールに対して
「なんとかなるっしょ」的にメールを返していただいた。
何だかそれでふっと肝がすわった。
そうだ。おろおろしたって何の解決にもならない。
これからどうするかを考えてbestwayに進むだけだ。

実際、別科用ガイダンス第2回に出席してみれば、
思ったほどの損失ではなさそうで(損失には違いないのではあるが)、
心配しすぎのおばさんは、あとでメールの彼女に顔を見てお礼を述べたものの、
「えっ何だっけ」というリアクションがまたうれしかった。

やはり、年配者経験者だけではだめで、
かといって若者初心者だけでもだめなのだろう。
双方補い合い協力し合い刺激し合って
生き合わなければ(にしにし造語)ならないのであろう。

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